2026/02/16 14:00
よくよく見てみると、
その馬装のままレッスンに出ている方もいらっしゃいますよね。
「これってダメなのかな…?」
「でも普通に使っている人もいるし…?」
今日はそのあたりを、やさしく整理してみたいと思います。
基本は、やっぱり馬場用が安心です

まずお伝えしたいのは、
馬場鞍には馬場用ゼッケンがベスト。
理由は見た目ではなく、形です。
馬場鞍はフラップが縦に長く、
脚を真下に伸ばす設計。
だからゼッケンも縦長になっています。
一方、障害鞍はフラップが短く前に出ている形。
ゼッケンもコンパクトです。
この違いがポイントです。
なぜ障害用をそのまま使うと心配なの?

縦幅が足りないゼッケンを使うと、
・フラップの下まで覆えない
・乗っているうちに後ろへ寄る
・中央にシワができる
といった状態になりやすくなります。
それが続くと、
・同じ場所の毛が立つ
・毛が白くなる
・毛が抜ける
・いわゆる鞍傷になる
小さなズレの積み重ねが、
馬のコンディションに影響することもあります。
だから基本は馬場用が安心、というわけです。
でも、絶対ダメ?というと…

実は、そうとも言い切れません。
・縦幅が十分ある
・フラップ下まできちんと覆えている
・乗ってもズレない
・レッスン後に毛の乱れが出ていない
この条件を満たしているなら、
実害が出ないケースもあります。
実際に問題なく使っている方もいらっしゃいます。
「馬場用だけ持つのはちょっと…」という方へ
月に数回しか馬場をやらない。
メインは障害レッスン。
そんな方にとって、
馬場専用を1枚だけ持つのは悩ましいですよね。
そこで選択肢になるのが、
All Purpose(汎用)タイプ。
海外では
・Dressage
・Jump
・All Purpose
というカテゴリがあります。
All Purposeは「総合馬術専用」という意味ではなく、
汎用設計。
馬場ほど縦長ではなく、
障害ほど短くもない中間形です。
頻度が少ない方には、現実的な選択肢になります。
当店での考え方
当店ではAll Purposeタイプも多く取り扱っています。
商品名に「All Purpose」と入っているものや、
説明文に
「汎用タイプ」
「馬場鞍にも障害鞍にも使えます」
と書いているものがそれです。
なんでも兼用OKと言っているわけではありません。
縦幅や形状を確認したうえで、
どちらにも使いやすいものをそう表記しています。
最後に
馬場用がいちばん安心。
でも、
頻度が少ない方にまで
必ず専用品を、とは思っていません。
大切なのは、
・きちんと覆えているか
・ズレていないか
・擦れが出ていないか
馬の様子を見ながら選ぶこと。
用途に合わせて、無理のない選択をしてくださいね。
