2026/02/02 10:00


部内競技のことを書いていて、あらためて思ったことがあります。


やっぱり日本の乗馬界って、ちょっと特殊ですよね。


良い意味でもそうじゃない意味でも、独特の空気があって、


独特の当たり前がたくさんある世界だなと書きながら感じていました。


日本の乗馬界の「当たり前」について


同じ乗馬クラブの中での距離感、指導員との関係性、レッスンや競技やイベントへの向き合い方。


どれもはっきりしたルールが決まっているわけではないのに、なんとなくこうするもの、


空気的にこうだよね、という感覚がいつの間にか出来上がっている。


日本の乗馬界って、思っている以上に狭い世界です。


部内競技をきっかけに出てくる迷い


だからこそ部内競技をきっかけに迷うこともありますし、モヤモヤすることもあります。


本当は少し考えたいのにそのまま流れてしまったり、本当は断りたいのにうまく言葉にできなかったり。


指導員に言われると、それがレッスンの話でも競技やイベントの話でも、


「一度持ち帰って考えます」と言うだけで少し勇気がいる。


それは誰かが悪いわけでも自分が弱いからでもなく、


この世界にちゃんと馴染もうとしている人ほど起こりやすいことなんだと思います。


正直に言うと、自分自身もそのあたりは色々経験してきました。


部内競技に出るかどうか迷ったこともあれば、


競技に向けて馬具や乗馬用品をどうするかで悩んだこともあります。


普段はレンタルで済ませていた装備を自分用に用意したほうがいいのか、


そもそもそこまで本気で考える段階なのか。


あとから本当はこう思っていたなと気づいたこともありますし、


もう少し違う距離の取り方があったかもしれないと振り返ることもありました。


でもそういう話って、乗馬クラブの中ではなかなか表に出てきません。


競技に出ている人はベテランに見えて聞きにくかったり、


出ていない人は出ていない理由をわざわざ説明しなくなったり。


部内競技が身近にあるからこそ、余計に言葉にしづらくなる部分もある気がします。


これまでのブログと、これから書いていきたいこと


今までこのブログでは、ブランド紹介や商品紹介がどうしても中心になっていました。


乗馬用品を通販で探している方に向けて、何を選べばいいか、どこが違うのか、


失敗しにくいポイントは何か。


そういう情報をできるだけ分かりやすく届けたいという気持ちが大きかったからです。


それはそれで必要な情報だったと思っていますし、これからも続けていきます。


ただ部内競技の話を書いていて、もうひとつ強く感じたことがありました。


多くの人が本当に悩んでいるのは、どの馬具を買うかよりも、今の自分はどの段階なのか、


どう考えればいいのか、という部分なんじゃないかということです。


競技との距離感や周りとの関係性、続け方のペース。そういうところに、


はっきりした答えがないまま、それぞれがなんとなくやり過ごしている。


だからこれからは、このブログで馬具や乗馬用品の話だけじゃなく、


乗馬を続けていく中で感じることやそのまわりにあることも少しずつ書いていきたいと思っています。


何を書くかはまだきっちり決めていません。


ただ競技という言葉に少し身構えてしまう気持ちや、部内競技に誘われたときの迷い、


馬具や装備をそろえる前に感じる不安。


そういった言葉にしにくい感覚も、ここに置いていけたらいいなと思っています。


試合について書くときのスタンス


そしてこれからは、試合についても少しずつ書いていくつもりです。


全日本の大会やジュニアの試合など、大きな試合を中心に、現地で見たものだけでなく、


ライブ配信で見た試合についても触れるかもしれません。


結果や順位については日馬連の公式サイトを見れば確認できますので、


ここでは結果そのものを追いかけるのではなく、試合を見て感じたことや全体の流れ、


その場の空気感のようなものを言葉にしていけたらと思っています。


初めて見る人でもなんとなく雰囲気が分かること。


競技に出ていなくても見てみたいなと思えること。


すべてを網羅するわけでもなく、どこまで書くかもまだ決めきってはいませんが、


公式の結果とは少し違う角度から試合を見るひとつの視点として、


このブログに残していけたらいいなと思っています。


このブログが、買うために開く場所であると同時に、


少し立ち止まって考えを整理できる場所になれたら。


そんなことを考えながら、これからも書いていきます。