2025/12/26 10:00
革製品のお手入れって、
大事なのは分かっているけれど、正直ちょっとハードルが高く感じることもありますよね。
クリーナー、オイル、バーム、スプレー…。
気づけば道具が増えて、「今日はどれを使うんだっけ?」と迷ってしまうことも。
でも実は、毎日の革ケアは3つあれば十分。
むしろ、やりすぎないことのほうが革にはちょうどいいんです。
今回は、
「これだけあれば安心」
そんなシンプルで続けやすい革ケアの基本セットをご紹介します。
革が傷む理由は、放置か、やりすぎか
革が傷んでしまう原因は、だいたいこの2つ。
ひとつは、汚れや汗を落とさずそのままにしてしまうこと。
もうひとつは、良かれと思ってケア剤を重ねすぎてしまうこと。
特に後者は要注意。
汚れが残ったままオイルやクリームを重ねると、革は重くなってしまいます。
大切なのは、
落とす → 整える → 必要なときだけうるおす。
このシンプルな流れ。
それだけで、革はちゃんと応えてくれます。
まずはここから|Saddle Cleaner Wintec

毎日のケアでいちばん大切なのは、
その日の汚れをその日のうちに落とすこと。
スプレータイプで、鞍や鐙、頭絡にもサッと使えるので、
忙しい日でも無理なく続けられます。
泡立ちすぎず、拭き取りも簡単。
「とりあえずこれだけはやっておこう」と思える、頼れる存在です。
週に一度のごほうびケア|Effax Leather Combi

少し時間に余裕のある日に。
週に一度、もしくは隔週くらいでちょうどいいケアです。
汚れを落としながら、革の状態をやさしく整えてくれるので、
使ったあともベタつかず、扱いやすい仕上がり。
「ちゃんと手をかけた感じ」が欲しいときに、ちょうどいい一本です。
乾燥が気になるときだけ|Effax Leather Soap Glycerine

これは毎回使う必要はありません。
冬場や、革が少し白っぽく見えるとき、
カサつきが気になったときだけでOK。
自然なツヤが出るので、
見た目をきれいに整えたいときにもおすすめです。
3つでちょうどいい理由
この3つは、それぞれ役割がはっきりしています。
・毎日:汚れを落とす
・定期的:状態を整える
・必要なときだけ:うるおいを足す
だから迷わないし、続けやすい。
結果的に、革も長持ちします。
まとめ
革ケアは、
「完璧にやること」よりも
「気負わず続けられること」がいちばん大切。
この3つがあれば、
毎日も、ちょっと丁寧にしたい日も、ちゃんとカバーできます。
がんばりすぎない革ケア、
今日からはじめてみませんか。
