2025/10/18 10:00
こんにちは、Lauro Tackです。
このたび当ショップでも、ついに
乗馬用ヘルメット の取り扱いをスタートしました。
乗馬はとても楽しいスポーツですが、
馬は大きく力も強いため、時に予期せぬ事故が
起こることもあります。
そのなかでライダーの命を守る装備が
「ヘルメット」です。
🏇 日本には安全基準がない?
だから海外基準が大切
実は、日本には「乗馬用ヘルメットの
安全基準」が存在しません。
そのため国内で販売されている製品は
すべて 海外の安全規格を満たしたもの です。
ここでは代表的な規格と、
近年注目されている最新技術をご紹介します。
🟢 CE VG1(ヨーロッパ)
ヨーロッパ全域で広く普及している代表的な安全基準。
衝撃吸収やストラップの耐久性など、
乗馬に必要な基本性能をカバーしています。
🔵 ASTM/SEI(アメリカ)
アメリカで標準となる規格で、
特に落下試験や衝撃吸収試験が厳格です。
🟣 PAS015(イギリス)
「世界で最も厳しい」と言われる基準のひとつ。
正面・側面・後頭部だけでなく、
首への衝撃も考慮されています。
🟡 MIPSシステム(最新技術)
落馬時の「回転衝撃」を逃がす構造で、
脳への負担を軽減します。
💬 実体験からのひとこと
私はこれまで多くのライダーの方々と
装備選びをお手伝いしてきましたが、
「ヘルメットに助けられた」という話は
決して少なくありません。
実際、私自身も落馬を経験しています。
馬が急に横跳びした瞬間にバランスを崩し、
背中から地面に叩きつけられました。
そのとき、頭を強く打った感覚があり、
目の前が一瞬真っ白になりました。
後で確認すると、ヘルメットの側面に
大きな亀裂が入っていました。
正直、ゾッとしました。
でも同時に、「これがヘルメットの役割なんだ」と
強く実感しました。
割れたということは、衝撃を吸収して
頭を守ってくれたという証拠。
そのおかげで私は無傷で済みました。
もしあのとき乗馬用ヘルメットを
かぶっていなければ、
今ここでこうして書いてはいなかったかもしれません。
この経験から、どんなに短時間の練習でも、
「ヘルメットだけは絶対に外さない」
という習慣が身につきました。
🚫 乗馬用じゃないヘルメットはNG
自転車用や工事用などでは、
乗馬特有のリスク(蹴られる・頭突きなど)に
対応できません。
必ず 乗馬専用 の基準を満たしたモデルを
選びましょう。
🐎 騎乗時だけでなく、馬と関わるときも
危険があるのは騎乗中だけではありません。
馬装や引馬中でも、馬は予想外の動きをします。
知り合いのライダーは、引馬中に馬が
急に頭を振った拍子に顔を打ち、
鼻血を出してしまったことがありました。
幸いヘルメットをかぶっていたため、
大事には至りませんでしたが、
もし素頭だったら…と考えると恐ろしい話です。
「乗っていないから大丈夫」ではなく、
馬と関わるときは常にかぶることが安心です。
✅ ヘルメット選びのチェックリスト
・国際規格(VG1 / ASTM / PAS015)対応
・サイズ調整ができる(後部ダイヤル式)
・洗えるインナー付き
・通気性が良い
・デザインやカラーが好みに合う
🎀 Lauro Tackおすすめの2モデル
ここからは、クラブのレンタルから
自分のヘルメットへ買い替えたい方、
またはステップアップしたいライダーに
おすすめの2モデルをご紹介します。
🖤 レンタル卒業・エントリーモデルにおすすめ
Safety Helmet Pro F1 Matt Sparkle Harry's Horse Black-Black
ヨーロッパブランド「Harry’s Horse」の人気モデル。
CE VG1認証を取得し、安全性もしっかり。
軽量でフィット感が良く、後部のダイヤルで
簡単にサイズ調整ができます。
ブラックのマットボディにきらめく
スパークルラインが上品な印象。
「レンタルからの最初の1着」にぴったりです。
💡ポイント
・CE VG1安全規格をクリア
・軽くてズレにくい設計
・上品な輝きで練習も大会もOK
🔗https://weby.webyselection.com/items/120391339
💙 ステップアップに選びたい中級者モデル
Riding Helmet Charles Owen Kylo Matt MIPS Broad Dark Blue
イギリス王室御用達ブランド「Charles Owen」。
最新の MIPSシステム を搭載し、
落馬時の回転衝撃から頭を守ります。
CE VG1 と PAS015 の両基準に適合。
世界でもトップクラスの安全性を誇ります。
つば広の“Broad Peak”仕様で、
日差しを防ぎながら上品な印象に。
屋外練習にも競技にも映える人気モデルです。
💡ポイント
・MIPS+二重認証(VG1 & PAS015)
・つば広で上品な印象
・取り外し式インナーで清潔に保てる
🌈 まとめ
ヘルメットは「命を守るための装備」であり、
今では「おしゃれを楽しむアイテム」でもあります。
日本に基準がないからこそ、
海外規格を満たしたモデルを選ぶことが安心です。
🔸 レンタル卒業の1着 → Harry’s Horse Pro F1
🔹 ステップアップモデル → Charles Owen Kylo MIPS
あなたにぴったりのヘルメットで、
毎日の乗馬をもっと安全に、もっと自由に。