2025/09/30 10:00
競技会で馬場馬術の上級クラスを見たことはありますか?
よく観察すると、ライダーが 2本の手綱を同時に持っている姿 に気づくはずです。
普段のレッスンで使うのは1本の手綱ですが、上級課目になると「首の位置や口の柔らかさ」をより繊細に整える必要が出てきます。
そこで登場するのが、この Weymouth reins(ウェイマスレイン/副手綱) です。
副手綱は細く軽い作りで、普段の手綱と一緒に使うことで、馬に対してより正確で微妙な合図を送ることができます。
🏆 なぜ副手綱が必要なの?
・馬の姿勢をきれいに保つため
上級の演技では、馬の首の位置や姿勢が細かく採点されます。
普段の手綱だけでは調整しにくい部分を、副手綱で補うことができます。
・より繊細な合図を伝えるため
いつもの手綱が「前に進む・止まる」といった大きな合図を中心に伝えるのに対して、
副手綱は「首の角度や口の柔らかさ」を細かく調整する役割を持ちます。
まるで筆記用具でいうと「太い鉛筆」と「細いシャープペン」を使い分けるような感覚です。
・上級課目で求められる完成度のため
セントジョージ級以上の課目では、馬の姿勢やハミ受けの柔らかさが厳しく評価されます。
副手綱を使うことで、演技の完成度を高めることができるのです。
✨ 特徴とメリット
・細身で繊細な操作が可能
・上級課目で必須の馬具
・普段の手綱と組み合わせて使うことで、より細やかなコントロールが可能
⚠️ 注意点
・普段のレッスンや障害飛越では使うことはありません。
・2本の手綱を同時に扱うため、慣れないうちは操作が難しく感じることがあります。
💡 おすすめ商品
Weymouth Rein Hook Closure Black
シックなブラックの革を使用した副手綱。幅は13mmと細身で、上級馬場馬術に必要な繊細な操作を可能にします。
フック&スタッド式の留め具で着脱が簡単なため、競技会場でもスムーズに使えるのが魅力です。
柔らかい革素材で手触りも良く、馬の口にも優しい仕上がりになっています。
🌟 まとめ
Weymouth reins(副手綱)は、馬場馬術の上級課目に挑戦するライダーに欠かせない存在。
普段のレッスンではあまり出番はありませんが、いつかステップアップして上級競技に挑戦するときに必ず必要になる手綱です。
競技会でライダーが2本の手綱を操っているのを見たら、それこそが Weymouth reinsを使っている証拠 なのです。