2025/07/02 10:00
乗馬を始めたばかりの頃は、クラブのレンタル鐙を使うのが一般的です。
でも「なんだか足が安定しない」「踏み面が滑る」「ちょっと怖い」と感じたことはありませんか?
実は鐙(あぶみ)は、乗り心地や安全性を大きく左右する大事な馬具のひとつ。
しかも種類によって使い心地がかなり違うため、「そろそろ自分の鐙を買いたい」と思っても、選び方に迷う方が多いのも事実です。
この記事では、鐙の種類・用途・選び方のコツを初心者向けに解説しながら、通販で買う際のチェックポイントもご紹介します!
鐙(あぶみ)ってどんな役割があるの?
鐙は鞍に吊り下げて足を乗せるパーツで、体のバランスを支えたり、姿勢を安定させたりするための大切な道具です。
自分に合った鐙を使うと、
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騎乗時の安定感が増す
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姿勢が整いやすくなる
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長時間の騎乗でも疲れにくい
などのメリットがあります。逆に合わない鐙だと、脚が動きすぎてしまったり、踏み外して危険な思いをすることも。
鐙の種類と特徴
▶ クラシック鐙(ベーシックなステンレス鐙)
最も一般的な形。どんな騎乗スタイルにも対応でき、耐久性にも優れています。
シンプルで長く使いたい方におすすめです。
▶ 安全鐙(セーフティ鐙)
鐙の一部が外れる構造になっており、落馬時に足が引っかかりにくい仕様。
子どもや初心者、復帰ライダーの方にも人気があります。
▶ ジャンプ用鐙(オフセット・広幅タイプ)
踏み面が広く、鐙の角度が前方に傾いているタイプもあり、飛越時に足が前を向きやすくバランスが取りやすいのが特徴です。
▶ 馬場用鐙(スリム&軽量タイプ)
薄くて軽い設計で、馬場馬術特有の「脚の見せ方」を邪魔しないスマートなデザイン。
控えめで洗練された印象を与えます。
通販で鐙を選ぶときのポイント
店舗で手に取れない分、通販での鐙選びは少し慎重に。以下のようなポイントをチェックしましょう。
✅ 1. 用途に合ったタイプか確認する
自分が主に行うのが「障害飛越」か「馬場馬術」かで、選ぶ鐙の形や重さが変わります。
✅ 2. サイズと重さを事前にチェック
鐙のサイズは踏み面の幅で表記されることが多く、足のサイズ+1〜1.5cmが目安です。
また、重すぎる鐙は扱いにくく、軽すぎる鐙は不安定になりがちです。
✅ 3. 滑り止めのゴムやクッション性
滑りにくい踏み面は、安定感と安全性に直結します。
ゴム製のパッド付きや、クッション性があるタイプは初心者におすすめです。
✅ 4. 安全面も重視しよう
特に落馬時のリスクを考えると、片側が外れる安全鐙は大きな安心材料になります。
まとめ|鐙選びは乗馬の快適さを変える一歩
鐙は「ただの足を乗せるパーツ」ではなく、乗馬の安全性・上達スピード・快適さに直結する重要な装備です。
最初はどれが自分に合っているのかわからないかもしれませんが、用途や騎乗スタイルに合わせて選ぶことで、
より安心して楽しく乗馬を続けることができます。
「そろそろ自分の鐙を持ってみようかな?」という方は、まずは種類や特徴を知るところから始めてみてくださいね。
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