2024/11/29 00:00
んにちは!今年の第76回全日本障害馬術大会2024 Part Iを観戦してきました。今回はその感想をお届けします。
今年の大会は本当に見応えがありました。特に印象的だったのは、最終日に各競技で障害の高さが5センチ上がったことです。この変更は多くの選手と馬にとって大きな挑戦だったと思います。中障害Bでは初日の競技が125センチ、二日目が130センチ、そして最終日が135センチと、通常の高さよりも高く設定されていました。この高さに挑む選手たちの姿は、本当にすごかったです。
また、佐藤賢希選手とコンタドーラ号の活躍には本当に感動しました。彼らは全日本総合馬術大会でも優勝しており、今回の障害馬術大会でも見事に優勝を果たしました。同一人馬で総合と障害を制するというのは、本当に歴史的な偉業です。彼らの努力と技術の高さに敬意を表しつつ、来年の大会も楽しみです!
しかし、もう一つ注目すべき点があります。要項自体は3月にアナウンスされていたものの、多くの選手たちにとって、最終日に各種目の障害の高さが5センチ上がるというのは大きな負担でした。以下は各競技での減点状況を比較したものです。
中障害B:
2日目: 減点0が4人馬、減点4が19人馬
最終日: 減点0が6人馬、減点4が6人馬
中障害A:
2日目: 減点0が5人馬、減点4が7人馬
最終日: 減点0が2人馬、減点4が1人馬
選手権:
2日目: 減点0が2人馬、減点4が3人馬
最終日: 減点0が1人馬、減点4が3人馬
これらのデータからも分かるように、最終日の競技は非常に厳しかったと言えます。特に中障害Bの馬たちは1年間、主に130センチの高さで競技をしてきたため、慣れない135センチの高さで競技をすることは大きな負担でした。このような厳しい条件の変更に対しては、選手たちの間でも不満があったことでしょう。
それでも、佐藤賢希選手とコンタドーラ号がこのような厳しい条件を克服し、優勝したことは本当に素晴らしいものです。彼らの努力と技術の高さに感動すると共に、このような競技の厳しさも改めて考えさせられました。来年の大会では、選手たちがどのように対応するのか、また新たな偉業が生まれるのか楽しみです!