2024/10/08 00:00
こんにちは!前回のブログでは、乗馬ライセンスの種類とその内容についてお話ししました。今回は、乗馬ライセンスを取得することのメリットとデメリットについて、具体的なエピソードを交えてお話ししますね。
メリット
安全性の向上: ライセンスを持つことで危険を減らす
ライセンスを取得することで得られる知識は、自分だけでなく馬にとっても大きなメリットがあります。例えば、馬の体調管理や健康チェックの方法を学ぶことで、日々のケアがより適切に行えるようになります。私の知り合いは、ライセンス取得後に馬の微妙な変化に気付くことができるようになり、インストラクターより早く馬の不調を察知することができたそうです。これにより、早期対応が可能となり、馬の健康を維持するための適切な措置を取ることができました。
さらに、乗馬技術だけでなく、馬の手入れや馬房の管理方法なども学ぶことで、馬にとって快適な環境を整えることができます。例えば、適切な馬房の掃除やエサの管理、馬の健康状態を定期的にチェックする習慣を身につけることで、馬とライダーの信頼関係も深まります。
技術証明: 自分のスキルを客観的に評価される
ライセンスを持つことで、自分の技術レベルが客観的に評価されるのは嬉しいことですよね。たとえば、ライセンスを取得したことで、新しい乗馬クラブに入会する際にスムーズに受け入れてもらえたり、他のライダーとの交流が深まったりします。私の知り合いも、ライセンスを取得してから全国の乗馬仲間と交流の輪が広がり、たくさんの新しい友達ができました。
競技参加の条件: 部内競技で出られるクラスが増える
ライセンスを取得することで、普段乗っている乗馬クラブでの部内競技会に出られるクラスが増えます。これにより、自分の技術を競技の場で試すことができ、新たなチャレンジが楽しめるようになります。
教育とキャリア: プロフェッショナルな道が開ける
ライセンスを取得することは、プロフェッショナルな乗馬キャリアの第一歩でもあります。乗馬インストラクターや競技選手としての道が開け、さらには馬に関する仕事に就くための資格となります。私の友人は、ライセンスを取得したことで乗馬インストラクターとして働くことができ、自分の夢を実現しました。
自己成長: 持続的なスキルアップと達成感
ライセンスを取得するためには、継続的な練習と学びが必要です。その過程で、自分自身の成長を実感し、大きな達成感を得ることができます。ある日、私の友人が言いました。「ライセンス取得のための練習は大変だったけど、その努力が実を結んだ瞬間は本当に感動的だった」と。
乗馬を楽しむ選択肢が広がる: 本格的な外乗コースの体験
ライセンスを取得することで、より本格的な外乗コースを楽しむことができます。観光レジャーとしての乗馬やホーストレッキングにおいて、ガイド付きの特別なコースに参加できるようになります。ライセンスを持っていない場合はガイドしてもらえないコースで、思い切り馬に乗ることができるのも魅力の一つです。
デメリット
費用: ライセンス取得にかかる費用の負担
公益社団法人・全国乗馬倶楽部振興協会(全乗振)が発行する乗馬ライセンス(乗馬技能認定証)の審査料は、どの階級も一律で10,000円(税別)です。
これに加えて、受講する乗馬クラブや乗馬教室のプラン内容によって、かかる費用が異なります。具体的には以下のような料金がかかることが一般的です:
施設使用料
乗馬クラブ入会金
レッスン受講料
馬具レンタル料
保険料
テキスト代
その他
審査料とこれらの費用が合わさると、全体的な費用の相場はおおよそ50,000円前後になると言われています。
時間と労力: 学習と練習に必要な時間
ライセンスを取得するためには、多くの時間と労力を費やす必要があります。忙しい生活の中で時間を作り、継続的に練習を行うことは大変です。ある女性ライダーは、仕事と乗馬の両立に苦労しましたが、家族や友人のサポートを受けながら頑張り抜きました。また、試験に合格するためには、日々のレッスンにコンスタントに参加する必要があります。これにより、さらに時間と労力がかかることを覚悟しなければなりません。
試験のプレッシャー: 試験を受ける際のストレス
試験を受ける際には、どうしてもプレッシャーがかかります。落馬してしまうケースもあり、特に初心者には大きなハードルとなることがあります。
とはいうものの、ライセンス取得は大きなモチベーションにもなります。目標を持って練習に励むことで、自分の成長を実感し、達成感を味わうことができるからです。
次回は、「趣味としての乗馬」についてお話しします。3級ライセンスを取得することで楽しめることや新たに広がる選択肢について詳しく見ていきます。お楽しみに!