2023/08/03 10:30

乗馬用品・馬具専門ショップ「LAURO Tack(ラウロタック)」です。
いよいよ明日から「ジュニ選」(正式名称:全日本ジュニア障害馬術大会)が始まります!

この大会は、チルドレンライダージュニアライダーヤングライダーの障害競技のチャンピオンが一気に決まる注目のイベントです!

参加条件は、2023年12月31日時点での年齢により、ヤングライダーは16才~22才、ジュニアライダーは14才~18才、チルドレンライダーは10才~16才となっています。例えば、今年16歳になる人はチルドレンでもジュニアでもヤングでもどこにでもエントリー可能です!(※1カテゴリーしかエントリーできません。)

競技は障害の高さで変わり、チルドレンは110cm、ジュニアは120cm、ヤングは130cmの高さの障害を飛越します。エントリー数は、毎年チルドレンは100前後、ジュニアは60前後、ヤングは40前後となります。10cm飛ぶ高さが違うだけで、難易度が大きく変わるのがエントリー数に現れています。

大会のスケジュールは、3日間大会であり、初日にはS&H(スピードアンドハンディネス)競技、2日目は標準競技で予選が行われます。そして3日目が決勝(標準競技)となります。

初目と2日目の競技結果で上位60%の選手が、3日目の決勝競技に進出することができます。3日目に向けては、初日と2日目の順位合計を少なくすることが大切です。初日は抽選で出番(出走順)が決まり、2日目は初日の成績の下位からの出走(リバースオーダー)で、3日目は初日と2日目の順位を合計した数の多い人(下位)からの出走となります。

3日目はジャンプオフと呼ばれる優勝決定戦が行われるので、出走の順序が重要です!ジャンプオフの出走順は3日目の出走順と同じとなり、遅い出走順の選手は、前の選手たちのタイムや減点を見て戦略を立てることができ、有利になります!もし最後の出走順で他の選手が全員減点があるなら、ゆっくり安全に走行してクリアラウンドを目指すことも可能だからです!
ですので、初日と2日目は失権しないように慎重に走行し、3日目の走行順を少しでも後にできるように走行して、3日目に全力を注ぐ準備を進めることが大切です。3日目の1走目はタイム減点を食らわないようにしつつクリアラウンドを目指し、ジャンプオフで勝負をかけます。

昨年のヤングライダーの競技では、わずか0.01秒の僅差で優勝と2位が決まり、とても盛り上がりました。今年も熱戦が期待され、選手たちが力を尽くして競技を繰り広げることでしょう!

大会に参加しなくても、会場では馬具屋さんが、普段の競技会の倍以上出店しているので、それだけでも楽しめます。熱い競技と素敵な馬具を見て、心躍る時間を過ごしてくださいね!今年のジュニ選も素晴らしい大会になることを期待しています!出場する選手の皆さん、頑張ってください!!