2023/07/26 10:10
乗馬用品・馬具専門ショップ「LAURO Tack(ラウロタック)」です。
今日はキュロットの特長についてのお話。
今回は店主(私) が学んだフルグリップ、ニーグリップ、共布(ともぬの)の3種類のキュロット、それぞれの特長やどんな騎乗時に履いたらよいか書いていきます。
まず、フルグリップキュロット。
フルグリップは座面から内腿までにグリップがあるデザインです。ここで出てくるグリップとはシリコン素材や滑り止め加工が施されている部分のこと。
広範囲にわたってグリップがあることで、長時間の騎乗でも疲れにくく、快適に、正確な動きをサポートしてくれます。なので、馬場馬術など正確な動作が求められる競技に最適です
次に、ニーグリップキュロット。
ニーグリップは膝から内腿までグリップがあるタイプで、障害馬術やジャンプ競技など動きやすさを重視する方に適しています。ジャンプ中の動きがスムーズになり、違和感を感じにくいという特長があります。
ですので、まとめるとフルグリップは快適性、正確性を重視する馬場馬術など、ニーグリップは障害馬術などアクティブな騎乗を楽しむ方におすすめです!
そして最後に、共布(ともぬの)。
共布(ともぬの)はフルグリップやニーグリップと同じ部分にキュロットと同じ生地を使用したデザインです。うん、わかりにくい!!笑
簡単にいうとフルグリップ、ニーグリップそれぞれのグリップ部分がグリップではなく、布で分厚くしてあるよということです。
グリップ力はないものの、ごわつきが少なく快適な騎乗ができます。初心者の方やカジュアルな乗馬を楽しみたい方にピッタリという感じ。
どのキュロットもそれぞれの特長があり、快適な騎乗を追求しながら、自分に合ったものを見つけてみてください。実際、娘がお世話になっている指導員の方々も共布(ともぬの)のキュロットで障害を飛んだり、普段のレッスンでは競技会とは異なるカジュアルなスタイルで乗ることもあります。
馬とのコミュニケーションを楽しむ素晴らしい時間ですので、自分に合った装備で思いっきり楽しんでくださいね!
